銅メダリストに学ぶ「足裏の使い方」!ターンとジャンプが安定するその秘密

銅メダリストに学ぶ足裏の使い方。ターンとジャンプが安定するその秘密。 筋トレ・基礎練習

ミラノ・コルティナ冬季オリンピック。
スキージャンプで銅メダルを獲得した丸山希選手。

テレビインタビューを見ていて、
「これ、ダンサー全員に必要な話だ」と思いました。

テーマは 足の裏の使い方 です。


復活の鍵は「つま先」体重からの卒業

北京五輪直前に膝をケガし、
そこからリハビリと調整を続けてきた丸山選手。

この夏ごろから一気に調子を上げた理由が
意外にも「足裏の使い方」だったそうです。

以前はジャンプ前、足裏の感覚はそこまでなく、
どちらかというとつま先寄りに力がかかっていた。

コーチから言われたのは、

「足裏全体をもっと意識したほうがいい」

その感覚を養うために、
天井から吊るしたブランコに足裏全体を乗せて踏む練習まで行ったという。

つま先ではなく、
母指球・小指球・かかと。

足裏の三点で地面をとらえる。

そこから跳ぶ。

足裏の感覚を変えただけで、踏み切りの力が地面に逃げなくなり、飛距離が伸びたという。


それ、ダンスの基本と同じ

これを読んだとき、
すぐに思い浮かんだのがバレエとジャズのプレパレーション。

ターン前のプリエ。
グランジュテの前の踏み込み。
ジュテやバロネの前の軸足の踏み込み。

バレエやジャズはつま先重心で踊る、とよく言われるので、
私たちは、どうしても前に乗りがち。

私も、前重心になりすぎて、前ももから膝を痛めてしまった。
「レッスン終わり、からだの痛みの話で盛り上がった日」
乗るべきところに乗らないと、上手にからだが言うことを聞いてくれないのは、
身をもって実感している。

そして、「回りたい」「高く跳びたい」と思うほど、
プレパレーションを大事にしなくなり、足裏全体のことを忘れてしまう。

でも本来は、ジャンプの前、ターンの前に、プリエの段階で、

  • 母指球
  • 小指球
  • かかと

この三点で床を感じることが大事。
(もちろん、足指は浮いちゃダメ。地面に同じように、つけるよ!)

しっかりとプレパレーション、プリエの段階で足裏全体を感じてから、
踏み込んだそのエネルギーを使って、
ターンをまわる、ジャンプすることで、より、その動作を行いやすくなる。

丸山選手がやっていたことは、
トップアスリートだけが行なう特別な話ではなく、
ダンスの基礎にもつながる話だった。


さっそく私も練習に取り入れてみた!

インタビューを見たその日から、
私も、「足裏全体を使って地面を踏む」トレーニングを自宅筋トレの最後に取り入れてみた。

やることはシンプル。

バレエのターンの前のプレパレーション。4番ポジションでプリエをするだけ。
いつもどおり、両腕は左右にひらいて、座骨からつむじまでは垂直を意識して。

その時、足裏の三点と、足指すべてで床を感じることに集中する。

母指球に寄りすぎていないか。
小指側やかかとが浮いていないか。

足裏全体でべったりと床をとらえているか。

その時、土踏まずは床から離すイメージも持とう!

そうすると、お腹の下の部分が上に引きあがるような感覚も持てる。

それから、ジャズターンのプレパレーションの練習もする。
同じように、両腕は左右にひらいて、座骨からつむじまでは垂直を意識して。

前足側(軸足側)の足裏の三点(プラス、足指)を床に吸い付かせるようしっかり意識する。

この練習を踏まえて、翌日、JAZZ基礎クラスに出てみた。


起きた変化

私はターンがあまり、得意ではない。
2回転、キレイに回れば、もう十分だと思っている。

3回転以上は、まわろうとすると、りきんでしまってあまり上手くできないのだ。

ところが足裏を意識してのぞんだ、JAZZ基礎レッスンでは。
いつもより、力まずに、キレイに3回転ができた。

3回転まわれたのはレッスン中に1回だけだったけど、それでも私には大きな変化だった。

ジャンプも、足裏をいつもより意識して、飛んでみる。
すると、いつもより、床の反発を利用して飛んでいるような感覚になった。

いつもより余計な力を入れずに、ターンが回りやすくなり、ジャンプが飛びやすくなったのを感じた。


足裏の使い方、やっぱり重要だった!

バレエやジャズで上手くからだが動かないとき、
引き上げが足りないからだと、上半身に意識を向けてしまう。

その結果、肩が上がってしまったり、上半身が浮くような感じで、余計に不安定になってしまう。

でも、下半身についても、注目しなきゃいけないと、改めて思った。

足裏全体でしっかり床を踏んでから、次の動作(ジャンプやターン)に入る。

曖昧にしてはいけないし、曖昧にしたくない。

丸山選手の練習方法は、特別な技術を磨くものではなく、

「基礎を丁寧にやり直すこと」だった。

足裏の三点を感じること。

たったそれだけで、動きの質は変わる。

ぜひ、バレエやダンスを踊っている人は、足裏を感じること、感じる練習を実践してみてほしい。

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